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【日 時】 平成21年10月19日(月)18:00〜19:00 【場 所】 大阪大学医学部 講義棟2階B講堂(吹田市山田丘2-2) 【テーマ】 ビタミンDによる脂質代謝調節 【演 者】 槇島誠先生(日本大学医学部生化学)
ビタミンDは、血清カルシウム濃度の維持において重要な役割をしている脂溶性ビタミンである。 活性型である1,25-ジヒドロキシビタミンD3(1,25(OH)2D3)は、核内受容体であるビタミンD受容体(VDR)に結合し、カルシウム代謝に関連する遺伝子の発現調節を行っている。我々の研究により、VDRは、1,25(OH)2D3のみならず胆汁酸であるリトコール酸によっても活性化することが明らかになった。脂質の消化吸収に必要な補助因子である胆汁酸は、コレステロールを原料に肝臓で合成される。小腸に分泌された胆汁酸の大部分は再吸収されるが、一部は腸内細菌によってリトコール酸などの二次胆汁酸に変換される。我々は、ビタミンDシグナルと脂質代謝の接点であるVDRの生理機能の解析を行い、胆汁酸代謝に対するビタミンDの効果を明らかにした。近年、心血管病変のリスクを軽減させる因子としてビタミンDが再評価されている。ビタミンDに関する我々の研究成果と脂質エネルギー代謝に関する最近の報告についてレビューしたい。
【連絡先】
大阪大学大学院医学系研究科小児科学 三善陽子、大薗恵一
TEL:06-6879-3932 E-mail:miyoshi@ped.med.osaka-u.ac.jp
次回、第302回CNCは、救命救急センター 小倉裕司先生のお世話で11月9日(月)開催予定です。 |